現代的な書の表現を試みるアーティスト・新城大地郎の公開制作&個展、エンダースキーマ「隙間」で開催
2023-12-18
エンダースキーマ(Hender Scheme)が東京蔵前に展開するオルタナティブスペース「隙間」では、アーティスト新城大地郎の展示「Trade」を開催。公開制作を2022年9月23日(金祝)から27日(火)まで、個展を9月29日(木)から10月2日(日)まで、2部構成で展開する。
公開制作と個展から構成される“物々交換”

「物々交換」をコンセプトに展開されるオルタナティブスペース「隙間」。その3回目の展示では、沖縄宮古島で生まれ育ち、幼少期から書道を始めた新城大地郎を紹介する。

禅僧であり民俗学者でもある祖父を持った新城は、禅や沖縄の精神文化などを背景に、伝統的な書道の形式に囚われない表現によって、書の新たな領域を切り拓いている。

本展「Trade」では、新城のアトリエを「隙間」に仮説し、制作過程を一般公開する公開制作と、そこで制作された作品を展示する展覧会の全2部から構成。新城はこの方法を、自身が街や人と交錯しつつ作品を制作する「一次的交換の表現」、そしてここで作られた作品が周りに現象を引き起こす「二次的交換の表現」と捉え、「隙間」のコンセプトである「物々交換」を自身の作品制作に取り込むことを試みる。
展覧会概要
新城大地郎「Trade」
会期:
公開制作 2022年9月23日(金祝) 27日(火)
展覧会 2022年9月29日(木) 10月2日(日)
※9月28日(水)はクローズ
会場:隙間
住所:東京都台東区蔵前3-11-2 1F
開廊時間:12:00 19:00
観覧料:無料
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